た「MD-90」の釧路ラストフライト便に搭乗の
機会が訪れた。旧JAS(日本エアシステム)の
流れを汲む機種。流石に古さは否めないが、
まだまだ活躍できる機体。
航空ファンの予想では昨年秋には退役して
いるはずが、年を越した。2012年1月8日徳
島行きJALの`CAが自分の言葉`で『1便1便
を大切に運航して行きます』。のアナウンス
も印象深いのですが、このフライトでも滑走
中に『皆様、右側(タワー側)をご覧ください。
当機、MD-90型は釧路空港と最後のお別れ
になります』。これは地上スタッフに対してで
もあるし、「MD-90」に活躍の場を与えた土地
への御礼もあったに違いない。人間ひとりで
は何事も成し遂げられない。
フライト中も機長からの挨拶があり『明日か
らはB737-800型が皆様のお手伝いをさせて
頂きます。MD-90乗務員(旧JAS)を代表して
御礼を申し上げます』。
個人的には三沢、広島へ行った際「MD-90」
の搭乗経験あり。やはり旧JAS地域を飛び続
けたのだろう。例え赤字であってもローカル線
(足)を守るのも課せられた`使命`。
余談になるが、JALのグループ会社J-AIRが
運航するブラジル製の小型ジェット機・エンブ
ラエル「E170」に2回ほど搭乗経験がある。
座席は中央通路の両サイド2席仕様だが、天
井空間の広さは快適だ。
カナダ・ボンバルディア「CRJ-900」とでは比
較にならない。また、三菱航空機「MRJ-90」
も優秀なライバルが多い中、2015年の初納
入に遅れなきよう願うばかり。何と2017年納
入予定の(米)SkyWestには100機も。汗；
American Eagle(AA)、Delta Connection(DL)、
United Express(UA)で早々に活躍の姿が見
られるかも知れない。
JALは政治力とやらで無理をして「MRJ-90」
を購入する必要はない。役所に買わせてお
けば良い。迷わず胴体延長型の「E190」を購
入するべき。さて、JAL「MD-90」の退役後は
(米)デルタ航空へ売却予定。
＊画像：JA8065
カメラ：PENTAX K-5s
レンズ：PENTAX DA★300mmF4ED(+)Kenko(Pz-AF)1.5倍テレコン
撮影日：2013,1/31-
撮影地：たんちょう釧路空港(北海道)
