写真屋@吉田ブログ

写真に喝!

【アムールトラ】

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とうとう`関西動物園紀行`の最終回
及びSIGMASD1 Merrill」のラストラン
となりました。「SD1 Merrill」を使った
感想は、光量さえあれば`素晴らしい
描写`をするカメラなのは間違いない。
但し、レンズ性能に拠る。
また、高感度には滅法弱く、どう贔屓
目に見ても`Iso800`が限界・・。
現行のベイヤー機(一般的なCMOS)
は、Iso6400が`常用`になっている。
この点は見逃せない。更に「Foveon-
X3」三層センサーは赤が1番奥(下)に
ある為、赤の発色が`変`である。
機構的には、電池喰いでOS(手振れ
補正)の効きが悪い。液晶画面も15
万円のカメラとは思えないほど酷い。
これは「DP-Merrill」にもいえることだ
が、`電池喰いのカメラに銘機なし`。
フィールドでの使用は`難`があった。
PENTAX」へコンバートした1番の理
由は、`機材が軽量化できる`こと。
次に`ローパスレス`「K-5S」の発売。
ペンタのレンズは、高描写の単レンズ
が多い。特に「DA★300mmF4 SDM」
と「DA40mmF2.8XS」の描写には感動。
普段使いは、DA40mmXS、D-FA100
mmWR、DA50mmF1.8、DA15mmF4を
多用している。主力機は「K-01」だが、
`決め`は必ず「K-5S」を使用する。
「K-01」+DA15だとピントリングの移動
距離からしてピンボケが多い。しかし、
「K-5S」+DA15は暗闇でもバチピン
が来る。更にDA40XSを使うとこれまた
バチピンである。「K-01」のAFが駄目
だと言うのではなく、「K-5S」のAF精
度が素晴らしいと痛感。高感度には定
評のあった「K-5」を焼き直したかの様
にも見えるが、全く別物。バッテリーは
死ぬほど持つし、RAW→J.pegもカメラ
内処理を行うため、非常に楽である。
SIGMAFoveon X3」三層センサーは
`格闘技`(写真拳)を行うつもりで撮影
に挑まないと期待通りの画が出て来
ない。実に`厄介な1眼レフ`であった。
次回は、「神戸花鳥園」を掲載します。

カメラ:SIGMA SD1 Merrill
レンズ:SIGMA 120-300mmF2.8 OS HSM+1.4倍テレコン
撮影日:2012,8/26-
撮影地:神戸市立王子動物園(兵庫県)