代の`雰囲気`を感じ取って頂けたら幸いです。
現在のデジタル加工ノッペリの写真集とは重
みが違う。確かにピンボケだったり曲がってい
たりはするが、何かストレートに入り込んで来
る`情感`が感じられるのだ。絞る、感度無視、
ピント(ある程度)、構図(後から)、仕上げ(焼き
込み)の過程を経て「作品」となる。当時は、写
真が`贅沢品`と考えられ資材が驚くほど高価
だった。正にトライ to トライしか方法論がなか
った。社会への不満、自分自身へ葛藤の中か
ら木村伊兵衛や森山大道、アラーキへつなが
る「コンポラ写真」が台頭して現在に至る。
カメラ：Nikon 1 V3
レンズ：1 NIKKOR 32mmF1.2
撮影日：2014,9/3-
