写真屋@吉田ブログ

写真に喝!

中国・蒸気機関車来了!vol.05

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【充州煤業有限公司専用線
上海から普快(寝台)列車で約11時間。
江蘇省・徐州へ降り立つ。徐州駅前~
緑の(俺達)カルタス(長安鈴木)TAXIを
1日400元でチャーター。山東省・棗庄市
を目指した。省を跨ぐ道路は、山東省へ
入った途端、悪路(泥道)になり、運転手
もブツブツ言い出す始末。金を出せって
か。棗庄の鉄路を発見したが、「前進
型」は、つい2ヶ月前に「陥落」。(涙;)
DLに置き換わった直後だった。
しかも、棗庄の鉄路(煤業)は、「因人の
炭鉱」であり、街も鉄路も異様な雰囲気
を醸し出していた。
TAXIはそこで「終わり」のはずだったが、
粘って更に(+)400元で最終目的地である
鄒城(Zou-cheng)まで行って貰う事にな
った。深夜に鄒城へ到着し、夜店で泰山
麦酒と羊肉(Yang-Rou)串で乾杯!
翌朝、兗州煤業股份有限公司専用線
のヤードがある「大東章」を目指した。
前進の煙(香り)と霧もやの中から朝日が
昇った。「鬼連写!」、「前進来了!」。
ソ連シベリア鉄道/電化で余剰の大型
蒸気機関車を中国が1000両ほど購入。
友好型→反帝型(文革時代)→前進型と
発展する。約4700両製造。後に幹線の
主力機となり、中国全土で活躍。
中国語で前進は「Qian-Jin」と読み、
命名は`国家前進`まさに新生中国の牽
引力になったのは紛れもない事実。
英語表記では略称「QJ」。

カメラ:Nikon D50
レンズ:AF-S DX 18-55mmF3.5-5.6G
/AF-S DX 55-200mmF4-5.6G
撮影日:2006,9/8-
撮影地:山東省・鄒城市郊外